Discogs Presents “Mystic Crates” : イタリアのレジェンドDJ Bassi Maestroが選ぶ 2枚必須の7インチ・レコード 10選

豪華ゲストDJ陣によるパフォーマンスとレコードが楽しめるレコード・フェス「Discogs Presents Mystic Crates」 が、11月2日(土)にZepp Tokyoにていよいよ開催されます! 今回は、はるばるイタリアからやって来るスペシャルゲスト、Bassi Maestro (North Of Loreto)をご紹介!

イタリアのダンスミュージックやDJについて触れる機会は、日本ではあまり多くないと思います。特にイタリアン・ヒップホップについては、私も彼に出会うまで触れる機会がありませんでした。しかし、イタリアにも十分成熟したヒップホップ・シーンが存在し、今回ご紹介するBassi Maestroは長年イタリアン・ヒップホップ・シーンを牽引してきた中心人物の一人です。それでは、簡単に彼のご紹介を。

イタリア、ミランで80年代からレコード収集をはじめ、DJとしてのキャリアをスタート。また、同時にラップ、プロデュース業も並行して行い、これまでに10枚以上のソロ・アルバムをリリースし、過去20年のイタリアのヒップホップ界に置いてキーパーソンの一人として活躍。ラジオ番組も主催し、これまでにCypress Hill, Questlove, MOP, De La Soul, Nicki Minajiなどをゲストに迎えた。また、MOP, Jim Jones, LLoyd Banks, Busta Rhymes, The Beatnuts, Rakimなど数多くのUSアーティストとも楽曲制作を行ってきた。2019年からラッパーとしてのキャリアに終止符を打ち、80年代のディスコ、エレクトロ・ブギーをオマージュした新プロジェクト North Of Loretoを始動。現在世界中で人気となっている、竹内まりや「Plastic Love」イタリア語でカヴァーし、ここ日本でも話題となった。

まだまだ彼についてご紹介することはあるのですが、とにかく素晴らしい経歴をもつイタリアを代表するヒップホップ・アーティストなのです。そんな彼が来日し、Mystic CratesでDJをしてくれるということなので、今回は彼オススメの2枚使い必須の7インチ・レコードを選んでいただきました。

「2枚使い」って何?という方のために、少し説明させていただくと、ヒップホップの重要な要素でもある反復されるビートは、2枚のレコードを使って一曲のある箇所を反復させる所からスタートしました。それを2枚使いと呼び、その反復するビートの上で、創世記のMCはラップをしていたのです。と言っても、イメージが沸かないかもしれませんので、実際に彼が選んだレコードを二枚使いしている動画あるのでレコードと併せてチェックしてください!

 

Bassi Maestroの2枚使い必須
7インチ・レコード 10選

The Honey Drippers ‎– Impeach The President / Roy C's Theme

The Honey Drippers ‎– Impeach The President / Roy C’s Theme

12インチ、 7インチに関わらず、この曲が私にとって常に一番です!この素晴らしいドラム・ブレイクを2枚使いでDJするときは、常に最高な気分です。オリジナル盤を手に入れることは簡単ではありませんが、幸運にも近年再発されました。サウンド・クオリティも良く、お手頃な価格なので、これはマスト・アイテムですね。

Dexter Wansel ‎– New Beginning / Time Is Slipping Away

Dexter Wansel ‎– New Beginning / Time Is Slipping Away

The Lox’が “Money Power Respect”でこの曲をサンプリングする以前に、私はこの曲に夢中になったんです。というのも、イタリアのプロデューサーThe Next One が Next Diffusionの “Il Meglio Dal Peggio Remix” で、95年に既にこの曲を使っていたからなんです。フロアのムードを確かなものにするグレイトな一曲です。

The Jimmy Castor Bunch ‎– Troglodyte Cave Man

The Jimmy Castor Bunch – It’s Just Begun

イタリアン・プレッシングの「Troglodyte」のBサイドに収録された「It’s Just Begun」。間違いなくパーティー・アンセムですね。その昔はUltimate Break Beatsに収録されたバージョンをプレイしていました。パーティーが盛り上がっている際に、使い勝手の良いキャッチーな名曲です。

Jon Kane ‎– In Ancient Times

Jon Kane – In Ancient Times

数年前にスイスのベルンでレコードを掘っていた時に偶然見つけたレコードで、珍しいものだと思います。キラーなソウル・ゴスペルで、両面とも素晴らしいレコードです。表題曲はウータン・クランがサンプリングしていそうなトラックで、盛り上がりますね。2枚目に手に入れたコピーはあまりコンディションが良くなくて、針が飛んでしまう箇所があるのですが、(ビデオを見てもらえばわかりますが) そんなことはお構いなしにプレイしています!

Three Dog Night ‎– Joy To The World : I Can Hear You Calling album cover

Three Dog Night – I Can Hear You Calling

私のお気に入りのプロデューサー Diamond Dが、彼のファースト・アルバムでサンプリングし、定番となったブレイクです。この曲のBPM(テンポ)は、ニードル・ドロップするにはパーフェクトなんです。この曲のイントロだけで何時間も2枚使いできますね。

(ニードル・ドロップとは針を少し移動させることで同じ箇所をループして再生する高度なテクニックです。)

Sly & The Family Stone ‎– Everyday People : Sing A Simple Song

Sly & The Family Stone – Sing A Simple Song

この曲のブレイクは、間違いなくクラシックです。手頃な値段で、簡単に手に入れることが出来ると思います。この原曲をプレイするといろんな思い出が蘇ってきますが、違うヴァージョンも良いんですよ。ビデオを見てください!

Stevie Wonder - Passo Le Mie Notti Qui Da Solo

Stevie Wonder – Passo Le Mie Notti Qui Da Solo

これはちょっと面白い一枚なんですが、スティビー・ワンダーの 「Music Talk」 のイタリア語バージョンです。どうしてだか分かりませんが、なぜかこのバージョンの方がドラム・ブレイクが太くて大きく聞こえます。恐らく、Monoミックスだからかもしれません。グレートな初期ソウルの名曲に、素晴らしいイントロ。イタリア盤の勝利です!

Frida ‎– I Know There's Something Going On

Frida – I Know There’s Something Going On

80年代初期に学校のパーティーでDJを始めたところから私のDJとしてのキャリアはスタートしたのですが、当時はこんな曲もプレイしていていました。チープな曲とも言えますが、ハード・ロックなドラム・ブレイクと早めのテンポがパーティーのテンションをキープするにはちょうど良いので、今だにプレイしています。

Pro Arte (2) ‎– Jedna Mala Plava : Stavi Ruke Oko Struka Mog

Pro Arte – Jedna Mala Plava

ユーゴスラビアの素晴らしいプログレッシブ・ロック・バンドです。このPro Arteの初期作品には、カッコ良いドラム・ブレイクやサンプリン・ソースが埋もれているので要注意です。たった2、3小節の部分しかプレイできませんが、イントロは最高です。簡単に手に入れられと思いますので、あなたも今すぐDiscogsで一枚ゲットするべきですよ!

Rare Earth - Fresh From The Can

Rare Earth – Fresh From The Can

この曲はテンポの速いトラックで始まり、次第にスロー・ダウンしていき、このサイケデリックなブレイクにたどり着きます。DJ中、ここぞっていうゾーンに持っていきたい時に、この曲を2枚使いしています。

その他のお気にり7インチ・シングル: 
The Meters – Here Comes The Meter Man
Rufus Thomas – Itch And Scratch Pt.2

Bassi Maestroがセレクトした7インチの2枚使いプレイを、下記の動画からチェック!

 

イタリアン・ヒップホップ界の重鎮にして、レジェンドDJのBassi MaestroをDiscogs Presents MYSTIC CRATESでぜひチェックを!

イベント詳細

イベント名: Discogs Presents MYSTIC CRATES 
開催日時: 2019年11月2日(土) 12:00~20:00
開催場所:Zepp Tokyo (〒135-0064 東京都江東区青海1-3-11)
入場料:無料 (無料チケットの取得はコチラから)
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出演アーティスト・DJ: COJIE from MIGHTY CROWN, DJ MURO, Bassi Maestro (North Of Loreto) from Italy, Extra Extra DJs & more

参加レコードショップ・ディーラー: Afro Juice, Crystal Gypsy Vinyl, Drops Record, Face Records, General Record Store, Inch buy Inch RECORDS, Manhattan Records, Payme Archives., Positive Pay Records, Record Station, Tower Vinyl Shinjuku, TURNTABLE, and more!

 

 

 

 


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