7人のDJがプレイする最も変わったレコードとは?

レコード・コレクターとは、時として変わったレコードを偏愛し、収集している人種だと思います。厳選された20枚のレコード・コレクションしか持っていない場合、または2,000枚ものレコードを所有している場合でも、私達は等しく、所有する知られざるディープなレコードについて仲間と語らいあい、またはバーゲンコーナーから見つけ出した珍しいレコードについて自慢し合うでしょう。そして、それを誇りに思うはずです。

Discogsは20年以上前にエレクトロニック・ミュージックのオンライン・データベースとして始まり、そして今もなお、DJとレコード文化に対する情熱、尊敬を持ち続けています。今回は、ハイ・クオリティなターンテーブルやDJ機材を提供するブランド、Pioneer DJとタッグを組み、7人のDJに彼らがDJセットでプレイしている最も奇妙、最も珍しい、または最もオブスキュアなレコードについて尋ねてみました。


Radio Slave

radio slave

変わったレコード、特に効果音が収録されたレコードを多く所有しているので、このレコードが私のコレクションの中で最も変わったレコードと言えるかはわかりませんが、間違いなく私がDJプレイで使用した最も変わったレコードです。「ターナー賞」を受賞したアーティスト、マーク・レッキーによる素晴らしいサウンド・コラージュです。 70年代、80年代、90年代のアンダーグラウンド・ダンスシーンのテープ映像をベースに制作された作品で、2012年にリリースされた非常にクールなレコードです。映像は1999年にリリースされたのですが、特にノーザン・ソウルのメッカであるウィガン・カジノでの素晴らしいスローモーション・シーンは必見です。


Virginia

Virginia

これは1991年にリリースされたレコードですが、Hard Waxで発見したのはずっと後のことでした。 レイ・トレーシングの変名であるAqua Regiaのレコードは幾つか所有していたのですが、それまでレイ・トレーシングについてはよく知りませんでした。このレコードはオーディエンスを熱狂させることも、またはその逆もできる、非常に難しいレコードの一つです。ベストなタイミングでプレイすると、フロアは大変なことになります。初めて聞いてみると、とてもヒステリックで混沌としたものに聞こえるかもしれませんが、実はとってもファンキーで、私は大好きなのです。私はIrdial Discsレーベルのファンで、彼らの音楽は特別で、アルバム・カヴァーは素晴らしいものです。アブストラクトでデトロイトっぽいテクノとでも言うのでしょうか?


Eliza Rose

eliza rose

このレコードのボーカルは絶対にビザールで、変わっていると思います。ボーカルが無ければ、実際にはまともな曲でしょう。でも、この曲の予想外でおかしな所が気に入っています。私は(漫画)ポパイや古いスタイルの漫画が大好きなので、このレコードはなんだか心に残る一枚なのです。ほうれん草よりも、ポパイはパラダイス・ガレージでのパーティーが大好きなみたいです!


Steffi

steffi

このレコードは、数年前にアムステルダム郊外の小さなレコードショップで見つけました。そのお店は、大きな海上コンテナに乗せてアメリカから大量のレコード・コレクションを購入したそうです。5万枚ほどのコレクションで、大したことのないレコードも沢山ありましたが、70年代後半、80年代初頭のレアなエレクトロニック・ミュージックも含まれていました。このなんとも滑稽なジャケットと80年代初期のイタロ・レコードによくある小さなスタンプが気になったので、購入してみることにしました。どんな内容のレコードか分からずに購入することはギャンブルですが、もしそれが価値のあるものだとしたら、これがレコード・ディギンの醍醐味の一つだと思います。インストルメンタル・ヴァージョンが私のお勧めです!


Marcel Dettmann

Marcel Dettmann

これは変わったレコードだと言えないかもしれません。しかし、70年代後半に発売されて以来、我が家でコンスタントにプレイされているレコードなのです。私がまだ幼い頃、母が東ドイツのレコードを沢山私にくれたのですが、その中にこのレコードが含まれていました。私のDJセットでよくプレイする訳ではないのですが、自宅では子供達のためによくプレイしています。


Peanut Butter Wolf

peanut butter wolf

このレコードは、非常に奇妙で、非常にローファイなベッドルーム・サウンドだと思います。素晴らしいレコードなのですが、その証拠にこれをプレイすると常にこのレコードについて質問されます。 15年ほど前にウィンター・ミュージックでDJをする機会があったのですが、その時、Kon がやって来て「これは何のレコードなんだ?」って尋ねてきましたね。私の記憶が正しければ、その後、彼はこの曲をリエディットしたのですが、私がプレイしたことでこの曲が知られたとういう事に敬意を示し、そのリエディットをリリースするつもりはないと言っていました。(更に、その当時、私はこのレコードを再発しようと試みていました。)後に、ジェームス・パンツがこの曲に一目惚れをし、カバーすることとなりました。更にコウシクがこの曲をサンプリングしてヒップ・ホップ・ビートを制作し、またJ Roccはジェームス・パンツのインスト・カバーを使い、そのトラック上で歌っていました。(確かその曲は彼の最新アルバムのインタルードとして使われていたと思います。) とにかく、私自身、そして私がMP3を渡したDJ達にとって、長年ホットな曲となっていて、未だに色褪せることがありません。このレコードの所有にまつわるストーリーがまだあるのですが、それは次回のため取っておきたいと思います。


Skratch Bastid

skratch bastid

The Beastles - Let's Dance

The Beastles – Let’s Dance

私は変わったレコードを沢山所有しているのですが、私が最近プレイしている一枚というとこのザ・ビーストルズの「Let’s Dance / Billie Jean」です。これは、カナダのノベルティ/コメディのレコードです。1984年当時にヒットした曲のカバー・ソングなのですが、原始的なサンプラーを利用して動物の鳴き声でカバーしています。かなりバカバカしいレコードですが、どういう訳かオーディエンスの心を掴むことができるのです。と言っても1コーラスぐらいですが。どちらのサイドもかなり面白いのですが、「Let’s Dance」は、私のデイビッド・ボウイのトリビュート・セットにフィットするので、よくプレイしています。

*この7インチ・シングルのデータはDiscogs上にありませんが、同アーティストの「Party Album」に収録されています

提供: Pioneer DJ
撮影: Stephan Rede (Virginia) , Sven Marquardt (Marcel Dettmann )


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