Discogsマーケットプレイス更新についてのFAQ(よくある質問と回答)

先日、Discogsマーケットプレイス 2020年度の更新についてお知らせいたしました。今回の更新で、販売者の方には「自動配送ポリシー」の設定をお願いしています。(2020年10月1日から全ての注文に対して必須となります。)この更新において、マーケットプレイスでのご注文・販売にどのような影響があるのか、多くの方がご不明な点やご懸念をお持ちだと思います。

私達はみなさんから頂いたフィードバックを真摯に受け止め、そして、みなさんに今回の更新に際してスムーズに切り替えて頂きたいと考えています。そこで、今回頂いた質問や懸念から最も多く頂いたものをまとめ、お答えしたいと思います。

Discogsマーケットプレイスでは、現在、個人販売から大型倉庫を構えるお店の方まで、十数万人の方が販売をされています。今回の更新に伴う「自動配送ポリシー」の必須化は、今までの販売方法とうまく噛み合わない部分もあると思います。しかし、今回の更新において購入者の方に対する注文・決済プロセスがより快適なものとなり、ひいては販売者の方にとってもメリットがあるものだと私達は考えています。例えば、送料の明示化による注文率の増加、注文直後の決済により、購入者の未払いを防ぎ、注文のキャンセル率の減少などが見込まれます。

今回の試みによって、Discogsマーケットプレイスのサステイナビリティ(持続可能性)と存続が保たれ、音楽ファンと販売者の方を結ぶこの世界規模のオンライン・マーケットを継続・改善できるものと信じています。また、私達が保有する音楽データを無料で公開し、音楽リリースをアーカイブし続けることを可能にするものとも考えています。

現在、(自動) 配送ポリシーをより簡単に利用できるように改善に努めています。この改善において、幅広い注文に柔軟に対応できる配送メソッド、より簡単に送料を設定できるシッピング・エディター、送料の計算方法を現在製作中です。2020年8月中に、この改善点についてご案内する予定にしています。

今回の更新について多くのフィードバックを頂き、誠にありがとうございました。今回のFAQでは、(自動) 配送ポリシー、決済方法、そして一般的な質問に分けて、以下に記載いたします。また、更なる質問を頂いた際には、追加・更新いたします。

 

配送ポリシーに関する FAQs

購入者の方と注文上のやり取りを通じて交流できることが、Discogsの気に入っている点なのですが、今回の自動配送ポリシーの必須化によって失われてしまうのでしょうか?(自動配送ポリシーによって、自動で請求書が送付される為)

メッセージのやり取りが可能な注文ページ上のタイムラインは、引き続きご利用可能です。 交流・コミュニケーションについては私達も大事にしたい点で、これからも続けて頂ければ幸いです。自動配送ポリシーを設定することで、送料についての交渉や支払いにかかる時間を省略し、より音楽についての会話の時間を持っていただければと考えています。注文の決定、または代金の支払い前に連絡をされる購入者の方もいらっしゃると思いますので、ご対応頂ければと思います。

様々な音楽フォーマットを含む注文に対して、自動配送ポリシーはそれぞれのフォーマットに対して送料を追加できるのですか?

現在、様々なフォーマットが混合する注文に対応できるように自動配送ポリシーを改良中です。8月にご紹介できるように努めています。

各フォーマットに対するDiscogsの初期設定の重量は正しくないのではないでしょうか?

Discogsの初期設定の重量はそれぞれフォーマットの平均値から設定されており、必ずしもそれぞれのリリースに対して正確なものではありません。しかし、それぞれ商品の重量については変更が可能です。一括アップロード機能をご利用いただくことで効率的に変更頂けます。

複数の注文をマージ(統合)した際に、自動配送ポリシーは対応できるのでしょうか?

もちろんです。複数の注文を統合した注文、またはオファー機能を利用した注文に対しても自動配送ポリシーは適応され、自動送料を計算し、請求書に反映されます。

既にお付き合いがある購入者、または沢山の商品を購入する方にディスカウントをしたいのですが、自動配送ポリシーを設定後はディスカウントをすることは可能ですか?

購入者の方は注文確定後に支払いを一時保留することができます。販売者と購入者の方の間で一時保留の合意があり、ディスカウントを希望する際は請求書にある送料の箇所からディスカウント分を差し引いてください。

もし、注文確定後に代金が支払われている場合は、PayPalを通じて購入者にディスカウント分を返金し、注文ページ上にある「返金済とする」からディスカウント金額を入力し、購入者の方にお知らせください。

購入者の方に対して複数の配送方法を現在提示しているのですが、自動配送ポリシー設定後はどのように対応すれば良いのでしょうか?

自動配送ポリシーを設定後も、複数の配送方法方を購入者の方は選ぶことが可能です。もし、到着期間が早くより高額な配送方法と到着期間が遅くより安い配送方法の二つをお持ちだとします。このような場合、自動配送ポリシーでは両方の配送方法を設定することが可能です。購入者の方はチェックアウトする際に、この二つの配送方法のいづれかを請求書から選択することが可能です。

自動配送ポリシーでは各国・地域に対して、配送方法・送料を設定することが可能ですが、国内でも地域によって送料が異なる場合はどうす良いのでしょうか?

残念ながら国内の郵便番号・地域によって送料が異なる場合は、最適な解決方法が現在の自動配送ポリシーではございません。現在、この問題について上手く対処していらっしゃる販売者の方からお話を聞きながら解決を模索中です。最適な方法が見つかり次第、お知らせし致します。

CDを中心に販売しているのですが、プラスチックのケースを外し、CDとジャケットのみを送って欲しいという購入者の方がいます。このような場合はどう対応すれば良いのでしょうか?

前述のディスカウントの方法と同じく、代金の支払い以前の場合は、請求書にある送料の箇所から新しい送料を入力してください。注文確定後に代金が支払われている場合は、PayPalを通じて購入者に送料の差額分を返金し、注文ページ上にある「返金済とする」から返金した金額を入力し、購入者の方にお知らせください。

注文 (配送物)に対して保険を掛けたいのですが、可能でしょうか

現在の所、保険を別途追加できる機能を追加する予定はございませんが、保険付きの配送方法、または保険代金を含んだ送料を自動配送ポリシーから設定して頂くことでご対応可能です。

購入予定の方は、販売規約を確認されずに購入するケースが増えるのではないでしょうか?

販売規約に関しては、現在の販売者の規約から移動、または削除は致しません。販売規約は現行と同じく販売者のページから確認することが可能です。また、購入者の方には注文を確定する以前に、それぞれの販売規約を確認していただくことを推奨しています。

現在の(自動)配送ポリシー内で選択可能な「EntierWorld – “shipping costs determined by you” 」は、今後、削除されるのでしょうか?(送料をその都度決定し、手動で請求書を送付する方法)

はい、その通りです。10月1日以降は販売する国に対して必ず一つの配送方法と送料を設定して頂く必要がございます。

購入者を制限することは可能ですか?例えば、フィードバックの評価が低い購入者の購入を制限したいのですが。

購入者の制限に関しては、「出品者の設定」にある「買い手評価数値 (購入者が必要な最低評価値)」から設定ください。また、一つの注文対数る必要な最低注文金額を設定することも可能です。(この機能は近日中にご利用頂ける予定です。)
もし、このような理由以外で制限されたい場合は、注文のキャンセルでご対応ください。(既に代金が支払われている場合は、購入者にご返金ください。)

自動配送ポリシーを利用した際、梱包資材などの重量はどのように対応するれば良いのでしょうか

梱包資材の重量を加味する際は、自動配送ポリシーの重量別での設定が適しています。梱包資材の重量を差し引いて、ご設定ください。(例:梱包資材が200gで、0gから1kgまでが一定の送料の場合は、梱包資材の重量を差し引いて上限を800gとして送料を設定)

フォーマット別での計算でも事前に梱包資材の重さを加味して送料を設定いただければ、ご対応いただけます。

注文が確定し、購入者が支払いをする以前に対象のアイテムの在庫を確認したいのですが。

在庫の確認の為に、支払いを一時保留などの機能は残念ながら現状の自動配送ポリシーにはございません。販売および取引に関するポリシーに、Discogsで販売中の商品はすぐに購入可能な在庫であるということが条件の一つとなっています。

しかし、多くの方がDiscogsで販売中の商品を店頭や他のプラットフォームでも販売されていらっしゃると思います。これについて、(注文がキャンセルされ)返金された注文に関して購入者が評価する機能の削除を現在予定しています。

自動配送ポリシーを設定する手間を取りたくないのですが。

おっしゃる通り送料などの配送情報を自動配送ポリシーで設定することは、手間に感じられると思います。しかし、今回のマーケットプレイスの更新では、必須の設定となります。注文毎の送料の連絡、重量計算にかかる時間・作業が自動配送ポリシーを設定することで省略が可能です。事前に配送方法と送料を設定する時間を割くことで、後の一つ一つの注文にかかる時間が節約されると考えていただければと思います。また、送料明示化による注文の手軽さ・増加、購入者の未払いやキャンセル率の減少など、様々なメリットがあると考えておりますので、ご理解を頂き、配送方法の設定にお時間を取っていただければ幸いです。

 

決済方法に関する FAQs

支払い後に購入者の気が変わった、商品が見つからない (売り切れ) などの理由でのキャンセル、また商品が戻ってきた際は、どのようにして対応すれば良いのでしょうか?

現在、取って頂いている対応と変わらず、注文をキャンセルして頂き、購入者へ返金してください。手数料や消費税などが再計算され、購入者の方に返金されます。

Discogsはどうして、今回の変更・更新で、決済方法をPayPalに絞り込むのですか?

Discogsは独自の決済方法 Discogs Paymentsをアメリカで近年施工し、他地域に拡大しようと計画していましたが、不正行為の可能性、またはセキュリティ面に対するリスクがDiscogsまたは販売者方に及ぶ可能性があると判断し、Discogs Paymentsの拡大を中止いたしました。全ての利用者の方にとって、安全な決済方法が提供できるように現在も努めています。

PayPalは世界の数多くの地域や国をカバーするオンライン決済プラット・フォームであり、他のオンライン決済サービスでは補えない、サービス、セキュリティ、柔軟性を備えています。また、PayPalのサービスを利用することで、Discogsからの毎月の請求書を送る必要がなくなります。(各注文毎にDiscogsの販売手数料、消費税などの税金が自動的に徴収されます。)更に、PayPalにおいてはクレジット・カード、デビッド・カードでの決済も可能です。

そして、PayPalはDiscogsマーケットプレイスが金融規制を尊守することを確かなものとします。Discogsはマーケットプレイスを提供する企業として、税金を徴収し、マーケットプレイスに関わるすべての財政を把握する義務、責任がございます。この義務を怠った場合、私たちに高額の罰金などのペナルティが課せられる可能性が生じます。また、Discogsのエンジニアリング・チームが本来のDiscogsプラットフォーム自体の改善に取り組む以外に、財務ツールの開発に時間を費やすことが負担となっている事も今回把握し、変更のポイントとなりました。

*PayPalとの統合は欧米では10月1日からの予定ですが、日本での統合はアジア地域でのPayPalの現行サービスの都合により、少し遅れる予定となっています。日本での統合開始の目処が立ち次第、お知らせいたします。

PayPalとのより深い統合の結果、注文の送付先は(PayPalに登録されている)一つの住所にしか発送できないのでしょうか?例えばPayPalに登録されている住所とDiscogsに登録されているものが違う場合などです。

この点に関して現在、確かな対応方法をお伝えできないのですが、この問題は非常に重要な問題だと認識し、早急に対応・解決策をお伝えできればと考えています。

対応策が見つかるまでの間、PayPalとDiscogsに登録されている住所を一致させる必要性、重要性を購入者の方に理解して頂けるように、今後より促す予定です。また、注文の送付先住所の差異について受け取った「悪い」の評価(購入者から販売者)については精査し、削除いたします。

 

一般的な質問に関する FAQs

DiscogsはDiscogs自体を売却する準備中なのでしょうか?

Discogsは会社自体の売却、または他の会社への吸収合併への準備、予定はございません。今回のマーケットプレイス更新・変更は、Discogsマーケットプレイスとデータベースの持続・存続性を確かなものとするためのものです。更に、購入者、販売者、コレクター、音楽ファン、およびサイトにアクセスする全て方がより快適にDiscogsを楽しんで頂けるように、私達が改善できる為の更新・変更です。


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