秋の夜長にジャズを!Impulse! Recordsで最も人気のアルバム

そろそろ肌寒い季節となり、秋の夜長にジャズでも聴きたい季節になってきましたね。ということで、今回はImpulse! Recordsというジャズ・レーベルからリリースされた名盤をご紹介したいと思います。Impulse! Recordsはジャズ愛好家の方にはよく知られたレーベルだと思いますが、ちょっとジャズを知っているという方にもジョン・コルトレーンやファラオ・サンダースというアーティストの名前を聞けばピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。画期的で、象徴的なジャズ・ミュージックを長年に渡って提供し続けてきたImpulse! Recordsですが、今年めでたく60周年を迎えました。これを記念して、Impulse! Recordsからリリースされた最も人気のあるアルバムをランキング形式にしてご紹介します。このランキングは、DiscogsユーザーがアルバムをDiscogsを利用してコレクションに加えた総数を基準に作成されています。

このランキングでは、ジャンル、アーティスト、リリース年など、いくつか明らかな傾向が見られます。まず第一に、Impulse! Recordsはジャズ・レーベルであり、当レーベルの最大のアーティストはジョン・コルトレーンで、今回のランキングに25回も登場しています。2番目に多くランクインしたのはファラオ・サンダースの8回で、コルトレーンが大きく水を開けています。これは、コルトレーンが最も有名なジャズミュージシャンの一人であることだけでなく、Impulse!とコルトレーンが密接な関係にあるということを示しています。Impulse!は1960年にクリード・テイラーが立ち上げたレーベルで、コルトレーンは1961年というレーベル創初期に参加しています(有名プロデューサーであるボブ・ティーレも同年に参加)。そういった経緯から、今日までImpulse!は 「コルトレーンが建てた家」とよく呼ばれています。

リリース年に関して言うと、1960年代が圧倒的に人気のある年代で、更に詳しく言うと1966年です。60年代というとコルトレーンの黄金期であり、1967年に悲劇的な死を遂げた彼の人気の高さと死後続く成功を象徴していると言えるでしょう。他にも、ファラオ・サンダース、アリス・コルトレーンアーチー・シェップソニー・ロリンズなど、1960年代と70年代のジャズ・シーンを象徴するアーティストが多くランクインしています。

また、ブルース・アーティストのジョン・リー・フッカーや、ソウルのレイ・チャールズ、ジャズの巨匠ソニー・ロリンズの名義のサウンドトラック『アルフィー』など、ジャズ以外のジャンルの作品もランクインしています。

しかし、より興味深いのは、近年にリリースされた幾つかのアルバムが上位にランクインしているということです。コルトレーンをはじめとする人気の高い旧譜は、これまでに何度も再プレス、再発、リマスターされており(Impulse!以外のレーベルを含む)、その結果、一つのタイトルに対するヴァージョンが増え、必然的に多くのユーザーが(Discogsを利用して)コレクション登録し、今回のランキングに多く登場しているいう事実があります。しかし、サンズ・オブ・ケメットザ・コメット・イズ・カミングシャバカ・アンド・ジ・アンセスターズなどの新譜は、タイトルのヴァージョンが少ないにも関わらず、Discogsコミュニティ内で既に共感を得て、熱心なファンによってコレクションされているようです。

今回のランキングの中で、きっとこの秋にピッタリなジャズ・アルバムが見つかると思います。是非、ランキングをチェックしてみてください!

Impulse! Recordsで最も人気のアルバム

Published in partnership with Impulse! Records.


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