イギリスの付加価値税(VAT)について(2月16日 現在)

多くの人がご存知でしょうが、2021年からイギリスがEU (欧州連合) から離脱し、それに伴い、同国の付加価値税 (VAT)に関する法律が幾つか改正されました。イギリス独自のこの付加価値税法、輸入法が2021年1月1日から施行され、これが国際貿易、そしてDiscogsコミュニティ(イギリス国内外の購入者と出品者)にどのように影響するのか、私達は考慮し、対応策が施せるように現在、取り組んでいます。

私たちの具体的な対応策が開始するまでの間、現在までに私達が把握している情報・状況をここで皆さんと共有させて頂き、新たな情報や対応策が判明し次第、更新いたします。

引き続きDiscogsのマーケットプレイスでは、イギリスから、またはイギリスへの売買は可能ですが、出品者の方はイギリスの購入者に対する税金徴収の義務がありますので、以下を確認、留意していたければと思います。

イギリスの付加価値税(VAT)の徴収について(英国外の出品者)

新法の下では、合計金額が135ポンド未満のイギリス向けの注文に対して、VATの徴収を行う必要があります。つまり、イギリスに在住する方に販売する際、VAT登録番号を取得し、最大135ポンドまでの注文に対し、購入者からVATを徴収する義務があります。改正以前は15ポンド以下の注文は低価格商品の規定の下、VATが免除、またはVATを輸入時に納税することができましたが、改正後はPOS(販売時点)でVATを徴収するように変更されました。

135ポンドを超える注文の場合、(イギリス国外の)販売者はイギリスの購入者からVATを徴収、または購入者を音楽商品の輸入者として指定することが可能です。購入者を輸入者として指定した場合、購入者は輸入時にVATと通関手数料を支払います。

Discogs側で英VATを徴収をする予定はあるのでしょうか?

Discogsでは販売元や販売先の国に関係なく、できるだけ簡単に売買が可能になるように努め、そしてイギリスの音楽ファンが私たちのマーケットプレイスに簡単にアクセスできるようにと取り組みを続けています。現在の所、今後Discogs側でイギリス向けの注文に対してVATを徴収するのかは決定していませんが、これを実現するために、イギリスの税務関係者と積極的に話し合い、対応できるよう取り組んでいます。

Discogsは現在、法的に税金を徴収する義務を負っている国・地域で、販売に関する税金を徴収しています。イギリスの新しいVAT法は、オンライン・マーケットプレイスにまで関連し、非常に複雑なものとなっています。新しい法の下で、Discogsがオンライン・マーケットプレイス、またはマーケットプレイス提供者として分類されるのか、今のところ明らかになっていません。ただし、今回の新法とその複雑さがDiscogsの出品者に及ぶ影響を鑑みて、対応策が必要だと認識しています。

残念ながら、現在この状況に対するすべての回答・対応策を持ち合わせていませんが、更なる詳細を把握、新たな対応策を決定次第、皆さんにお知らせしたいと考えています。

現在できる対応策

現在、具体的な対応策を提示することが出来ず、出品者の方に大変ご不便をおかけしております。お伝えしております通り、詳細が得られ次第、より具体的な対応策が取れるように目指しています。(イギリス国外の) 出品者の方で、イギリスの購入者への販売を継続したい場合は、新たなVAT法とそれに対する義務についてご確認、ご理解ください。

現時点で、イギリスのVATを徴収することが不可能で、イギリスへの販売を一時停止されたい場合は、イギリスと英国領(チャンネル諸島)に対する配送ポリシーを見直すことで、一時的に停止することが可能です。(配送ポリシーの配送可能な地域からイギリス、またはチャンネル諸島を除外してください。再開する際は、この箇所にチェックマークを入れることで、いつでも販売を再開できます。)

イギリスのVATの徴収、またはVATに関する情報については、ヘルプドキュメントからもご確認いただけます。また、イギリスのVAT登録および関連する義務については、税理士などの税務関係者へご相談をお勧めします。

今回の複雑な法改正を乗り越え、最善の解決策を見つけ出せるように取り組んでおります。出品者の方には特にご不便をおかけいたしますが、今しばらくお待ちいただきますようお願い致します。更新については、改めて後ほどこのページをご確認ください。


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